ページタイトル:中野神社のスギ 当サイトのシンボル

画像:中野神社のスギ(裏山のスギ)

画像:中野神社のスギ(拝殿前のスギ)
名称 中野神社のスギ (なかのじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 38m(注1)
目通り幹囲 6.4m(注1)
推定樹齢 700年(注1)
所在地の地名 青森県黒石市南中野字不動館
 〃 3次メッシュコード 6040−75−24
 〃 緯度・経度 北緯40度36分37秒
           東経140度40分56秒
黒石市指定天然記念物(1983年2月1日指定)
撮影年月日 2009年8月20日

注1)青森県農林水産部林政課が刊行した「青森県里山の巨樹・古木マップ」による





 浅瀬石川(あせいしかわ)と中野川の合流点を見下ろすように紅葉山(263m)が聳え、その西麓に中野神社が鎮座する。
 祭神は日本武尊(やまとたけるのみこと)はじめ6柱。神社であるから、神様をお祀りするのは当然だが、なんとご神体は、唐の僧円智上人作と伝える不動像だという。明治の廃仏毀釈、神仏分離の嵐に耐えて、伝えてきたわけだ。
 中野川を渡ると、一対のモミ巨木が迎えてくれる。旧環境庁資料では4.0mと3.4m。背が高く、樹勢もよい。なかなのペアだ。このモミは青森県指定天然記念物(2008年4月25日指定)。
 その先に下図の大杉。この他にも裏山に2本。境内には全部で3本の大杉が立ち、みな黒石市天然記念物。
 3本のうち、どれがもっとも太いのだろうか。上図のスギは、社殿に向かって右手の裏山を少し登ったところに立っている。このスギの推定樹齢がもっとも高樹齢なので、全山を代表してもらったが、これが最大木ではないのかもしれない。いずれにしろ、旧環境庁資料の幹周700cmは、ちょっと大きすぎるように思う。実際は、せいぜい6mというところであるまいか。
 川は美しく、境内もきれいだ。紅葉の頃はさらに見事だという。訪ねて気持ちのよい神社だった。
 
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