ページタイトル:中之郷熊野神社の大樟 当サイトのシンボルマーク

画像:中之郷熊野神社の大樟(幹と並ぶ) 名称 中之郷熊野神社の大樟
    (なかのごうくまのじんじゃのおおくす)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 クスノキ
樹高 18m(注2)
目通り幹囲 7.0m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 静岡県静岡市清水区中之郷2丁目
 〃 3次メッシュコード 5238−33−95
 〃 緯度・経度 北緯35度00分03.4秒
           東経138度26分23.8秒
静岡市指定天然記念物(1969年7月1日指定)
撮影年月日 2020年3月15日

注1)天然記念物指定名称は単に「大樟」。それでは他と区別できないので所在地に地名と神社名を冠した
注2)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による





 JR東海道本線草薙(くさなぎ)駅の南西200mほどに熊野神社が鎮座する。道を1本挟み、線路に隣接するような場所だ。
 案内板によると、熊野神社は、当初巴川(ともえがわ)沿いの字長沢(ながさわ)にあったが、寛政4年(1792)に現在地に遷座したようだ。
 本殿の左(向かって右)に左図のクスノキが立つ。案内板によれば、遷座以前からここに立っていたという。
 人や建物の密集する市街地にあって、狭い場所に立つからか、可哀想なほど大きく切り詰められて、枝はみな細く、樹冠もごく小さい。
 しかし、太さは大したものである。しっかり踏ん張る根の姿も力強い。
 姿は小さくなったが、おかげで大風には強くなったのかも知れない。
 目下のところは樹勢も悪くなさそうだ。
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