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画像:中西の櫻 名称 中西の櫻 (なかにしのさくら)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 22m(注2)
目通り幹囲 6.5m(注2) 実際はもっと細い
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 長野県上伊那郡中川村片桐中央
 
〃 3次メッシュコード 5337−37−54
 
〃 緯度・経度 北緯35度37分51.1秒
           東経137度55分27.7秒
中川村指定天然記念物(1977年4月1日指定)
撮影年月日 2006年4月22日

注1)中川村教育委員会が設置(設置年月不詳。ごく新しい)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による





 標柱の1面にサクラの説明が記されてあった。
 阿部晴明が植えたと伝承される古木で、徳川時代には検地の目印にされるほどの巨木だったという。
 阿部晴明とは、10世紀末の著名な陰陽師(おんみょうじ)安倍晴明(あべのせいめい)のことだろうか。ならば樹齢は約1000年ということになるが、ちょっとサバの読み過ぎではなかろうか。
 目通りも6.5mまではなく、印象は4m前後。
 しかし、6.5mの幹囲を誇った時期があったのかも知れない。主幹の南側には大きく腐朽した跡があり、そこに若い幹の根が伸びている。もとはここにもう1本の幹があったと考えると、標記の目通り値も納得できる。
 この木は、他より少し早く開花するのか、訪問時には殆どの花が散ったあとだった。
 
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