|
|||||
名称 仲道の山の神 (なかみちのやまのかみ) 名称の典拠 「東北巨木調査研究会」サイトを参考(注1) 樹種 ブナ 樹高 25m(注2) 目通り幹囲 4.6m(注2) 推定樹齢 不明 所在地の地名 青森県西津軽郡深浦町松神(まつかみ) 〃 3次メッシュコード 6039−67−78 〃 緯度・経度 北緯40度33分45.5秒 東経139度58分27.0秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2022年7月28日 注2)同ウェブサイトによる 白神山地が日本海に落ちる手前、海岸から2〜4kmほど離れた高原に、大小33の湖沼が集まっている。 案内板の説明その他によると、これらは今から300年ほど昔、宝永元年(1704)に起きた大地震で崩山(くずれやま、940m)の北西尾根に大きな山崩れが発生し、川が堰き止められてできたものらしい。(崩落した場所は「大崩」と呼ばれ、地理院地図に載っている) 「十二湖」の名称は、大崩から展望すると十二の湖沼が見えるからだとのこと。 深い森に包まれた透明度の高い湖沼群に憧れ、訪ねて来る人も多い。今では津軽国定公園の一部として、人気の観光スポットの一つである。 50年程前に一度訪ねたことがあるが、今回は、青森県の巨木探訪旅行を終えての帰路、このブナに会うことだけが目的の訪問である。 このブナが立つのは、仲道の池と沸壺(わきつぼ)の池を結ぶ自然探索路の途中。ブナの近くにウッドデッキが設置されているので、それとわかる。(ただし両池とも、池そのものは小さい池なので、見過ごさぬよう注意) ブナは、上記「東北巨木調査研究会」サイトに載る写真に比べ、少し寂しい姿になっていた。支幹を1本失ったためだ。折れた幹はそのまま根元の斜面に横たわっている。 積雪で折れたのだろうか。 |
|||||