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シダレモミジと観音堂 |
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名称 中釜戸のシダレモミジ
(なかかまどのしだれもみじ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 イロハモミジ
樹高 6m(注2)
目通り幹囲 3.5m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 福島県いわき市渡辺町中釜戸字猿田(表前)
〃 3次メッシュコード 5540−36−54
〃 緯度・経度 北緯36度57分48.4秒
東経140度48分27.0秒
国指定天然記念物(1937年6月15日指定)
撮影年月日 2013年9月24日
注1)いわき市教育委員会が設置(設置年月不詳)。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
常磐自動車道いわき湯本インターチェンジの南方4.5kmほどの山裾に、世にも奇妙な樹形のシダレモミジがある。単に枝垂れているだけでなく、ゴツゴツとねじ曲がるような枝振りも異様だ。地名をとって「中釜戸のシダレモミジ」と呼ばれている。
モミジは紅葉が美しいため、昔から人の注目しやすい樹種である。日本人で、モミジを知らない人は殆どいないことだろう。
この個体も他と同様、秋になれば艶やかに装うことに変わりがないが、とにかく見たこともないような姿のモミジだということで、注目を集めたに違いない。ずいぶん昔に国の天然記念物指定を受けている。
(指定時の解説文には「やまもみじノ枝垂トナレルモノ」とあり、一方、上記案内板はイロハカエデ(=イロハモミジ)としている。専門家でない私には断定する能力はないが、葉を観察する限りでは、ヤマモミジでなくイロハモミジのように見えるのだが…)
紅葉の盛りは11月半ばだそうである。 |
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