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名称 中畑のスギ (なかはたのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 27m(注1)
目通り幹囲 6.4m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 熊本県八代市坂本町田上(中畑)(注2)
〃 3次メッシュコード 4830−44−79
〃 緯度・経度 北緯32度24分09.4秒
東経130度36分58.8秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2009年7月30日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注2)2005年8月1日、八代市に合併。旧行政区は八代郡坂本村
百済来川沿いに走る県道60号を西進して、旧坂本町の「権現堂の大杉」を見に行く途中、下図の姿が目にとまった。
大杉が立つのは、集落のはずれの小堂の近く。
堂名を確認しようにも、判断材料なし。仕方がないので、地名を冠して樹名とすることにした。(地形図上では神社マークが記されていた。仏堂のようにも思えたのだが…)
少し傾いて立ち、地上3mほどで大きく3幹に分かれている。2本の合体木なのかも知れない。3本の幹が全体としてこんもり繁る樹冠を支えている。
これだけ樹勢がよいと、見ていて気持ちが良くなる。樹齢も案外若いのかも知れない。
残念ながら、「権現堂の大杉」の方は、既に枯死していた。今は骸(むくろ)を晒しているといった状態。見ていても悲しくなるだけだ。
でも、このスギに会えただけでも良かった。
「権現堂の大杉」も、百済来川流域の王者の座をこのスギに譲って、満足していることだろう。 |
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