ページタイトル:中原屋敷の夫婦木 当サイトのシンボル

画像:中原屋敷の夫婦木_1

画像:中原屋敷の夫婦木_2
名称 中原屋敷の夫婦木 (なかはらやしきのめおとぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 12m(注2)
目通り幹囲 8.5m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 島根県出雲市見々久町
 〃 3次メッシュコード 5232−76−32
 〃 緯度・経度 北緯35度16分45.9秒
           東経132度47分03.0秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2011年8月22日

注1)「出雲市の名木」と題した高札形の案内板に、「中原屋敷の夫婦木として知られる」とあった
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による





 神戸川(かんどがわ)の支流、小野川の右岸側、御方集落の南端近くに立つケヤキ。2本が根元でくっついており、そのため「夫婦木」と呼ばれることもあるようだ。
 案内板には、「幹周り(七・八米)五・二米 三・七米」とあった。多分、2幹が分岐する場所でのそれぞれの幹囲が5.2mと3.7m。分岐点のすぐ下で測った全体の幹囲が7.8mということであろう。上記データも2本分を一つに見てのものである。
 2本とも、途中で主幹を失っている。「大枝」と呼べそうな太い枝もない。ある時点でばっさり伐られたようだ。
 その後、芽を吹いた小枝が大きくなって、現在の樹冠を形成している。今後、幹の空洞化が加速される恐れはあるが、枝葉の量に見合った樹勢は維持している。元気だ、といってよいのだろう。樹木とは大したものだ。
 私有物ということであるが、ケヤキに隣接する土地に家屋はない。引っ越されたのだろうか。物置小屋や塀だけが、主人のいない土地を守っている。
 ケヤキにとっても寂しいことだろう。
 
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