ページタイトル:中田のイチイ 当サイトのシンボルマーク

画像:中田のイチイ 名称 中田のイチイ (なかだのいちい)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 イチイ
樹高 20m(注2)
目通り幹囲 4.5m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 岐阜県高山市荘川町新渕(注3)
 〃 3次メッシュコード 5436−07−36
 〃 緯度・経度 北緯36度01分49秒
           東経136度57分32秒
高山市指定天然記念物(2002年4月指定)
撮影年月日 2018年11月23日

注1)旧荘川村教育委員会が設置(設置年月不詳)。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による
注3)2005年2月1日、大野郡7町村と吉城郡2町村が高山市に編入合併。旧行政区は大野郡荘川村





 道の駅「桜の郷荘川」から国道158号を1.5kmほど北へ。国道沿いに延びる集落が新渕(あらふち)である。ここに左図のイチイが立っている。
 天然記念物であれば、案内ぐらいあるだろうと高をくくっていたのだが、そこかしこに見えるイチイの樹冠に近づいてみても、全部はずれ。
 晩秋の寒い朝だったので、尋ねようにも、戸外に人影は見えない。諦めかけたところ、たまたま駐在所が目に入ったので、伺ってみた。
 勤務しておられたのは若いお巡りさんで、残念ながらイチイのことはご存知なかった。仕方なく帰ろうとすると、「あの家の人なら知っているかもしれない」と、わざわざ聞きに行って下さった。観光者の道案内なんて本来の業務ではないのだろうが、私がよほど落胆したように見えたのだろうか。ご親切に頭が下がる。
 二軒目に尋ねたお宅の方がよく知っておられた。私がこのイチイに会えたのは、この方々のご親切のお陰である。改めて御礼申し上げたい。
 イチイは宝蔵寺の南の山道を少し登ったところのスギ人工林中。これでは姿が見えなかったはずだ。
 途中から3幹に分かれている。合体木の可能性もある。
 支幹の一部が折れたらしく、根元に横たわっていた。周囲をスギに囲まれているため、被害がそれだけで済んだということなのかも知れない。
 なかなか立派なイチイである。
 樹名の中田は、所有者のお名前(屋号)だろうか。当然、周囲の人工林も私有林なのだろう。
 見学の際は、感謝の気持ちを忘れずに、イチイはもとより、周囲の環境を損なわないようにしたい。
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