|
名称 北野天満宮の大樟 (きたのてんまんぐうのおおくす) 名称の典拠 天然記念物指定名称 樹種 クスノキ 樹高 18m(注1) 目通り幹囲 7.5m(注1) 推定樹齢 1000年(注1) 所在地の地名 福岡県久留米市北野町中(注2) 〃 3次メッシュコード 5030−04−06 〃 緯度・経度 北緯33度20分37.2秒 東経130度35分01.3秒 福岡県指定天然記念物(1958年11月13日指定) 撮影年月日 2017年4月2日 注2)2005年2月5日、久留米市に合併。旧行政区は三井郡北野町 西鉄甘木線北野駅の南南東200mほどのところに北野天満宮が鎮座する。 境内の由緒書によると、創立は天喜2年(1054)。「領田は一千町歩に及び、京都北野天満宮の代官所として華麗を誇った」という。(北野町の前身である北野村の村名は明治以降の命名だが、この北野天満宮に因むのであろう) 朱塗りの神橋を渡ると、県指定文化財の肥前鳥居があり、その横に左図の大クスが立つ。この大クスも県指定文化財(天然記念物)。 傍らの池に向かって長く枝を伸ばし、根元は大きく膨らんでいる。いかにも古木然とした趣きがあるように思われる。 上記の幹囲データはこの瘤の上を測ったようで、幹そのものはもっと細い。幹だけを比べれば、参道の先、楼門の左右に立つクスノキの方が太いくらいだ。(そちらのクスノキは天然記念物ではない) でも、やはり、全体としての風格はこちらが上。 樹勢も良さそうで、欠けた部分のない大きな樹冠を戴いている。 |
||||||||