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名称 名倉の大杉 (なぐらのおおすぎ)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 スギ
樹高 不明
目通り幹囲 7.1m(注2)
推定樹齢 400年(注2)
所在地の地名 愛知県北設楽郡東栄町西薗目(名倉)
〃 3次メッシュコード 5237−46−70
〃 緯度・経度 北緯35度04分10秒
東経137度44分52秒
設楽町指定天然記念物?
撮影年月日 2014年9月23日
注1)大杉に至る山道入口の表示に「名倉の大杉」とあった
注2)中根洋治著「愛知の巨木」による
東栄町の中心部から静岡県の佐久間ダム方面に向かう国道が473号である。このあたり、国道473号は、天竜川の支流の一つ、大千瀬川(おおちせがわ)の谷に沿って進む。
県境の手前約2km。常盤橋の東で国道と別れ、南に入る道がある。名倉林道だ。
道幅の狭い舗装路で、待避場所以外ではすれ違いが出来ないが、常時ならば、もともと通行量などほとんどないに等しい。これで不便はないのだろう。
(私が訪ねた時は、たまたま三遠道路の建設中。林道の先が土砂の処分場になっていたようで、ダンプカーが頻繁に林道を行き交っていた。初めての場所で土地勘のない私は、いつもダンプカーに待ってもらう側。恐縮のし通しだった)
林道からは山道を歩いて5分強。(山道の入口に小さな案内矢印)
大杉は稜線上に立っていた。
立ち上がってすぐ複数幹に分かれ、力強さとボリューム感を感じる樹形だ。呼吸を整えつつ、しばし見とれる。
地元の人たちからも特別視されてきたスギなのだろう。上記「愛知の巨木」によれば、地元のご婦人は「大杉さん」と敬称付きで呼んでおられたそうである。 |
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