ページタイトル:長太の大樟 当サイトのシンボル

画像:長太の大樟(幹と並ぶ)

画像:長太の大樟(遠景)
名称 長太の大樟 (なごのおおくす)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 クスノキ
樹高 23m(注2)
目通り幹囲 8.2m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 三重県鈴鹿市南長太町
 〃 3次メッシュコード 5236−24−69
 〃 緯度・経度 北緯34度53分13.9秒
           東経136度37分09.8秒
三重県指定天然記念物(1963年1月11日指定)
撮影年月日 2009年7月19日

注1)1991年11月5日に鈴鹿市教育委員会が設置。ただし、三重県公式WEBサイト掲載の一覧表では「長太の大楠」とあり、両者でクスノキの漢字が異なっている
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による





 水田のなかにポツンと立つ独立木で、周辺のどこからもよく目立つ。特に、この木の西方が大きく開けているので、西側から向かう場合には、かなり遠くからその姿を認めることが出来る。
 国土地理院の2万5千分の一地形図で見ると、ここは周辺より少しだけ高くなっていて、三角点が設置されている(標高5.9m)。
 案内板によれば、かつてこのクスノキの下に「大木神社」という延喜式内社があったとする伝承があるらしい。真偽については不明だが、ここが周囲より少し高く、塚のようになっていること、そしてこんなに立派な大木が残っていることから想像すると、何らかの畏敬の対象が存在していた可能性はありそうだ。樹形も、当初からの独立木の自然の姿ではなさそうに見える。
 それにしても、吹きっ晒しのこのような場所で、このような樹形の大木が、強風に倒されることもなく、よく今日まで立ち続けているものだ。
 
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