ページタイトル:投谷八幡宮のイチョウ 当サイトのシンボルマーク

画像:投谷八幡宮のイチョウ(幹と並ぶ) 名称 投谷八幡宮のイチョウ
    (なげたにはちまんぐうのいちょう)
名称の典拠 なし
樹種 イチョウ
樹高 27m(注1)
目通り幹囲 6.5m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 鹿児島県曽於市大隅町大谷(宮ヶ原)(注2)
 〃 3次メッシュコード 4730−27−65
 〃 緯度・経度 北緯31度33分41.6秒
           東経130度56分13.5秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2018年3月22日

注1)「イチョウ(イチョウ科)」と記す標柱(旧大隅町教育委員会が設置)の側面に書かれたデータによる
注2)2005年7月1日、曽於郡内3町が合併して曽於市誕生。旧行政区は曽於郡大隅町





 大隅南小学校の北から県道495号(志柄宮ヶ原福山線)を西に向かう。東九州自動車道を跨いでから約200m、右手に少し離れて朱塗りの鳥居が目に入る。これが投谷八幡宮の参道入口だ。鳥居をくぐって谷の方へ250mほど下ってゆくと社殿の前に出る。(自動車通行可)
 2012年に曽於市教育委員会が設置した案内板によると、ここは大隅正八幡宮(鹿児島神宮)の別宮で、(創建当初における?)神領の東方境目に位置しているという。和銅元年(708)創建との伝承があるようだが、正確にはわかっていないらしい。
 肝付氏、島津氏の崇敬も厚く、島津氏時代に建立された本殿、および末社の四所宮、地主社の計3棟は鹿児島県指定文化財。
 左図のイチョウは拝殿の横。向かって左。
 内部は空洞になっている。というか、もともとあった主幹が失われてずいぶん時間が経ち、主幹を取り囲んでいた蘖(ひこばえ)が育って融合したようにも見える。
 イチョウのほかにも、様々な樹種の巨木が存在する。
 最近の気象災害によるものか、大きなスギが1本倒れていた。これも幹囲4.5mくらいあるのではないだろうか。
 幸い、イチョウの被害は軽微だったようだ。
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