ページタイトル:仮宿のなげどん 当サイトのシンボル

画像:仮宿のなげどん


画像:仮宿のなげどん(全景)



画像:仮宿のなげどん(幹と並ぶ)
名称 仮宿のなげどん (かりじゅくのなげどん)(※)
名称の典拠 大崎町公式ホームページ
樹種 タブノキ
樹高 23m(注1)
目通り幹囲 7.3m(注1)
推定樹齢 400年(注2)
所在地の地名 鹿児島県曽於郡大崎町假宿(仮宿上)
 〃 3次メッシュコード 4730−17−29
 〃 緯度・経度 北緯31度26分25.1秒
           東経130度59分34.9秒
大崎町指定天然記念物(1992年9月1日指定)
撮影年月日 2009年7月26日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注2)大崎町教委が設置した案内板による(設置年月不詳)





 当日は生憎の天候で、黒い雲が低く垂れ込め、大粒の雨が降るなかでの訪問となった。
 最初、場所が分からず、付近をうろうろしていたところ、農地の端に軽トラックを停め、大雨が過ぎるのを待つ男性を見つけた。窓ガラスを軽く叩き、教えを乞うと、自分の家の近くだからと、タブノキのところまで先導してくださった。(ご親切に感謝)
 タブノキは、集落内の細い路地が交叉する所に立っている。幸い、タブノキの近くは家が疎らで、車がすれ違えるだけのスペースもあったので、路傍に車を停め、雨が小止みになるのを待った。
 しかし、一向に止む気配がない。20分ほど経過して、それでも少しは小降りになったか、というときに撮った写真がこれである。
 ご覧のように、主幹が少し斜めに傾いてはいるが、実に堂々たる姿のタブノキである。
 地上2.5mほどのところで、多くの大枝を縦横に広げている。折損枝はあまり見られない。支柱の助けなしに、幅広の大きな樹冠をしっかり支えている。
 これほどの姿を、陽光の中で撮影できなかったのが残念。

※これまで假宿を「かいじゅく」としてきたが、どうやら「い」と「り」を読み間違えたようで、「かりじゅく」が正しい(2023/07/09訂正)
 
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