ページタイトル:長岡神社のスギ 当サイトのシンボルマーク

画像:長岡神社のスギ(幹と並ぶ) 名称 長岡神社のスギ (ながおかじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 15m(A)(注1)/不明(B)
目通り幹囲 6.2m(A)/5.4m(B)(注2)
推定樹齢 300年以上(A)(注1)/不明
所在地の地名 長野県上伊那郡箕輪町東箕輪(長岡)
 〃 3次メッシュコード 5338−70−00
 〃 緯度・経度 北緯35度55分22.4秒
           東経138度00分25.5秒(注3)
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2023年12月14日

注1)境内に目立つ大杉が2本あって、幹囲が大きい方を(A)、小さい方を(B)とした。(A)については環境省巨樹データベース(2018年計測)に載っているが、(B)は未掲載。左図は(B)。(A)については「少し大きめの画像」で紹介する
注2)地表面から1.3m(私の胸の高さ)で実測。(A)は618cmで、(B)は536cmだった
注3)これは(B)の位置





 2002年にハリギリに会いに行って以来、21年ぶりの再訪である。
 境内に2本の大杉があるのは前回の訪問で確認済み。単幹樹としては桁外れの大きさを持っていたハリギリを前にパスしてしまったが、今回はそのスギが目的である。
 同じ境内に立つのであるから、性質がよく似ているのが普通なのだが、長岡神社の2本のスギは姿が全く異なる。
 左図はオモテスギと呼ばれるタイプで、拝殿前の平面の端に直立する。写真ではわかりにくいが、黒々とした樹皮を纏って、背も高い。
 もう1本はいわゆるウラスギで、背が低く、樹皮は明るい色。林業者から嫌われそうな姿だ(私は好きだが)。境内の入口付近、鳥居を潜った先に立つ。
 それぞれが特質を主張しあっているように思われて面白い。
 ハリギリが切株に変わってしまったのは残念だが、巨木ファンにとっての長岡神社は、まだ魅力を失っていないように思われた。
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