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名称 長尾寺のクスノキ (ながおじのくすのき) 名称の典拠 「香川の保存木」指定名称 樹種 クスノキ 樹高 19m(注1) 目通り幹囲 5.5m(注1) 推定樹齢 不明 所在地の地名 香川県さぬき市長尾西(注2) 〃 3次メッシュコード 5134−31−13 〃 緯度・経度 北緯34度15分58.8秒 東経134度10分18.4秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2013年3月28日 注2)2002年4月1日、大川郡内の5町が合併してさぬき市誕生。旧行政区は大川郡長尾町 高松琴平電鉄長尾線の終点が長尾駅。その駅の東方に、四国八十八箇所第87番札所、天台宗補陀落山観音院長尾寺(ふだらくさんかんのんいんながおじ)がある。 長尾寺は、聖徳太子創建と伝える古刹で、本尊の聖観音は行基が刻んだとも伝えられているようだ。入唐前の空海が長尾寺で国土安穏を祈願。さらに、唐から帰国後の天長2年(825)、堂宇を建立して第87番札所に定めたという。(長尾寺公式ホームページによる) 長さ4mもの大草鞋が掛かる仁王門をくぐると、すぐ先、向かって右手に、このクスノキが立っている。 単幹でやや傾き、上空で大枝を広げて半球形の樹冠を形作っている。地際の根の広がりがクスノキ独特の姿を呈して力強い。 傍らにはベンチが置かれている。この日も、お遍路さんが休んでおられた。 暑い日には、クスノキが日射しを遮って、心地よい木陰を提供してくれることだろう。 |
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