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名称 長倉のエノキ (ながくらのえのき) 名称の典拠 「いばらきの文化財」(注1) 樹種 エノキ 樹高 不明 目通り幹囲 6.4m(注2) 推定樹齢 不明 所在地の地名 茨城県常陸大宮市中居(注3) 〃 3次メッシュコード 5440−72−02 〃 緯度・経度 北緯36度35分12.2秒 東経140度16分21.0秒 茨城県指定天然記念物(1960年3月28日指定) 撮影年月日 2007年2月17日 注2)現地の案内板(常陸大宮市教育委員会が設置。設置年月不詳)による 注3)2004年10月16日、5町村が合併して常陸大宮市誕生。旧行政区は東茨城郡御前山村 長倉小学校の近くで国道123号に別れを告げ、県道164号を北に向かう。2.5kmほど走ったあたり、旧御前山村と旧緒川村の境界近くの左手に大エノキが見えてくる。 案内板によれば、ここはもとの那珂郷と朝妻郷の境界であった。 ケヤキは長倉城主佐竹氏が境界木として植えたと伝えられている。佐竹氏は、根元に少彦名命(すくなひこなのみこと)、大己貴命(おおなむちのみこと)、水速女命(みずはめのみこと)の3神を祀り、「いぼとり榎」と名付けて切ったり折ったりすることを禁じた。今日まで生き残ることが出来たのは、その禁制のおかげという。 いまは個人の所有物である。 ちょうど家の裏庭のような場所に立っている。 県道からは、畑の中を通る歩道が切られていて、無断で訪問することも可能なようだが、ご迷惑にならぬよう、最低限のマナーだけは心がけたいものだ。 ※大阪のOさんから、このエノキはもう無いとのメールをいただいた(情報に感謝)。確かに、グーグルの航空写真には写っていない。ネット上を調べてみると、どうやら2012年頃までには枯れてしまったようだ。素晴らしいエノキだっただけに残念。(2024/05/12追記) |
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