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画像:白山神社の大ケヤキ

画像:白山神社の大ケヤキ(全景)
名称 白山神社の大ケヤキ
    (はくさんじんじゃのおおけやき)
名称の典拠 現地の樹名板(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 19m(注2)
目通り幹囲 5.8m(注2)
推定樹齢 700年(注3)
所在地の地名 山形県長井市館町北(新舘)
 
〃 3次メッシュコード 5740−10−13
 
〃 緯度・経度 北緯38度05分54.9秒
           東経140度02分21.7秒
長井市指定天然記念物(1973年5月22日指定)
撮影年月日 2004年8月3日

注1)長井市教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注3)中央地区文化振興会と中央史談会が連名で設置した白山神社に関する案内板による





 長井市役所の南約1km、長井高校の北に白山神社がある。黒仁王尊で有名な真言宗長遠寺に隣接しているので、黒仁王の案内に従って進んでもよい。
 案内板によると、このあたりは、鎌倉時代の地頭大須賀長光の屋敷跡である。白山神社は、長光が信仰していた白山妙理権現を、屋敷の鎮守として勧請したことに始まる。
 館町の地名は、地頭屋敷があった史実に由来するのは明らかであろう。そして、現存する大ケヤキはその頃に植えられたと推測されているようだ。
 ケヤキは地上4mほどまで1本で立ち上がり、そこから3幹に分かれている。失われた枝もかなりあるが、たくさんの葉をつけ、全体的に見れば半球形の樹冠を保っている。
 樹勢は良さそうだ。
 
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