ページタイトル:永江諏訪神社のスギ ロゴ:人里の巨木たち

画像:永江諏訪神社のスギ 名称 永江諏訪神社のスギ
    (ながえすわじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 30m(注1)
目通り幹囲 5.0m(注1)
推定樹齢 600年(注2)
所在地の地名 長野県中野市永江(南永江)(注3)
 〃 3次メッシュコード 5538−12−44
 〃 緯度・経度 北緯36度47分40.9秒
           東経138度18分09.0秒
中野市指定天然記念物(1982年11月1日、「永江諏訪神社巨樹」の名称で境内の大杉4本を一括指定)
撮影年月日 2015年10月12日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注2)2005年11月に中野市教育委員会が設置した案内板による
注3)2005年4月1日、中野市に編入。旧行政区は下水内郡豊田村





 上信越自動車道豊田飯山インターの西1.5kmほどのところに南永江の集落があり、集落から西に少し離れて永江諏訪神社が鎮座している。スギから成る社叢が集落からよく見える。
 それらのうち、社殿の手前向かって右手の1本と、斜め後方、一段高い所に立つ3本が旧豊田村から天然記念物指定を受けた。
 ただし、これら4本が図抜けて大きいというわけではなく、境内にはそれらに次ぐスギも他に数本ある。
 高所の3本は頂部が枯れていて、一見すると古木風。しかし、これは樹勢が弱ったためでなく、数度の落雷で損傷を受けたため。(近くにお住まいの方からの聞き取り) 境内の大杉は、みな同じ頃に植えられたのでないかと想像する。
 残念ながら、どの大杉も地表1.3mでは幹囲5mにまだまだ及びそうにない。(案内板は1982年の数値として「周囲4.9m」としているが、これはもっと低い位置で測ったのではなかろうか)
 大きさは残念だったが、被雷したものも含め、樹勢が良さそうだ。いずれそう遠くない時期にデータに追いつくことだろう。
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