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名称 妙経寺のカヤの木 (みょうきょうじのかやのき) 名称の典拠 現地の案内板(注1) 樹種 カヤ 樹高 20m(注2) 目通り幹囲 5.0m(注2) 推定樹齢 700年(注2) 所在地の地名 青森県黒石市京町字寺町 〃 3次メッシュコード 6040−74−68 〃 緯度・経度 北緯40度38分34.6秒 東経140度35分57.8秒 青森県指定天然記念物(1988年6月25日指定) 撮影年月日 2022年7月27日 注2)「東北巨木調査研究会」ウェブサイトによる 左図のカヤが立つ日蓮宗法輪山妙経寺は、市役所の東方約450m、市街地のお寺である。 妙経寺ウェブサイトによれば、『創立は弘治2年(1556)浅瀬石城主千徳大和守の祈願所として開山、その後浅瀬石落城後、一時石名坂近江の領五輪台へ移ったが、黒石藩の街づくりの際、現在地へ法輪山妙経寺として併合、承応元年(1652)に再興開山』の歴史があるという。市街地にあって広い境内を有する立派なお寺である。(参詣者用駐車場があるのも嬉しい) 本堂の裏手は八甲田の山々を借景とする庭園で、「揚光園」の名を持つ。(京都の茶人野元道元(のもとどうげん)の作庭とされている) カヤが立つのは揚光園の一角。幹は途中から5幹に分かれ、形の良い樹冠を支える。幹断面はやや扁平だが、明色の樹肌が美しくかつ若々しい。とても存在感のあるカヤである。 再興開山の承応元年以前から、ここに立っていたとされている。 |
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