ページタイトル:明ヶ指のカツラ サイトのシンボル

画像:明ヶ指のカツラ(幹と並ぶ)

画像:明ヶ指のカツラ

画像:明ヶ指のカツラに至る道
 キャンプ場からカツラに至る道
名称 明ヶ指のカツラ (みょうがさすのかつら)
名称の典拠 「日本の巨樹・巨木」(注1)
樹種 カツラ
樹高 44m(注2)
目通り幹囲 10.3m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 埼玉県秩父市荒川日野(注3)
 
〃 3次メッシュコード 5339−70−22
 
〃 緯度・経度 北緯35度56分27.6秒
           東経139度01分32.9秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2007年3月4日

注1)日本を代表する巨木関連サイト(高橋弘氏運営)
注2)その高橋さんの実測値
注3)2005年4月1日、秩父市に合併。旧行政区は秩父郡荒川村





 高橋弘さんのサイトでこのカツラを見つけ、訪ねることにした。
 位置の詳細がわからないので、道の駅「荒川村」に隣接する埼玉県あらかわビジターセンターで道順を教えていただいた。
 大カツラは荒川の支流、安谷川右岸に立っている。
 ご教示通り、左岸にある「そば処和味」近くの駐車場に車を停め、橋を渡って対岸に移り、細い自動車道を歩いて日野渓谷キャンプ場に向かう。
 キャンプ場入口で、鉄板を敷いたような簡素な橋を渡ってすぐ、右手の道に入る(下図)。道を辿って水面まで下ると、左手、上流側に大カツラの姿が見える。駐車場からここまで、歩いて15分くらいだろうか。
 実は、このルートは「明ヶ指のたまご水」に至るルートなのである。
 小さな井戸枠に湧く小さな湧水なのだが、温泉のような硫化水素臭が特徴で、「たまご水」の名はそこから命名されたと思われる。地元では名を知られた湧水らしく、道の駅で頂戴した荒川観光協会の案内図にも掲載されていた。(カツラは掲載されていない)
 従って、地元の人に道を尋ねる場合は、「たまご水」の所在地をお尋ねになった方がいいのかもしれない。
 大カツラは、「たまご水」から50mほどだろうか。川面を見下ろすように立っている。
 この時期、水量が少ないので、川原を歩くことも出来、さまざまな角度からカツラを眺めることが出来た。
 ビジターセンターの職員の方は、葉のない季節を残念がっておられたが、悪いこともあれば、良いこともある。
 大いに満足できた訪問だった。
 
ボタン:埼玉県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る