名称　六椹八幡神社のケヤキ 　　　　（むつくぬぎはちまんじんじゃのけやき） 名称の典拠　なし　（私が勝手に命名） 樹種　ケヤキ 樹高　２２ｍ（注1） 目通り幹囲　５．９ｍ（注1） 推定樹齢　不明 所在地の地名　山形県山形市鉄砲町１丁目 　〃　３次メッシュコード　５７４０−２２−８６ 　〃　緯度・経度　北緯３８度１４分２７．６秒 　　　　　　　　　　　東経１４０度１９分４６．９秒 天然記念物指定等　なし 撮影年月日　２００４年８月５日 注1）環境庁「日本の巨樹・巨木林　北海道・東北版」による 　六椹八幡神社は、JR山形駅の南約１ｋｍ。市街地の神社である。 　境内にはケヤキの巨木が多い。旧環境庁データでは、目通り３ｍ以上が１７本。４ｍを超すものもかなりある。 　一番のケヤキは境内の北東端、玉垣と建物の間に立っている。もしかしたらこの１本だけ、他のケヤキたちと同世代ではないのかも知れない。 　神社の由緒を記した案内板（注2）によれば、天平年間（729〜49）創建の古社で、以前は六椹八幡宮と称した。のち、源頼義・義家父子が陸奥の安倍頼時・貞任討伐に来て、神社を知り、六椹（むつくぬぎ）は「陸奥苦抜き」に通ずるとして参拝、勝利を祈願した。その後も歴代領主の信仰厚く、徳川幕府も４１８石の朱印地を下付して保護したという。 　今の繁栄ぶりを見れば、時が経て、八幡宮が八幡神社と名を変えても、山形市民の大切な場所であることがわかる。 注2）１９８０年６月に神社が設置