ページタイトル:武塔神社のケヤキ ロゴ:人里の巨木たち

画像:武塔神社のケヤキ 名称 武塔神社のケヤキ (むとうじんじゃのけやき)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 不明
目通り幹囲 5.5m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 広島県三次市甲奴町小童(こうぬちょうひち)(注3)
 〃 3次メッシュコード 5233−00−15
 〃 緯度・経度 北緯34度41分11.1秒
           東経133度04分15.5秒
三次市指定天然記念物(1993年3月24日指定)
撮影年月日 2015年3月13日

注1)旧甲奴町または同町教育委員会が設置? 天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)まったくの目分量
注3)2004年4月1日、三次市に合併。旧行政区は甲奴郡甲奴町





 各地に難読地名は数多くあるが、「小童」もその最右翼の一つだろう。これで「ひち」と読むことが分かる人は相当な地名通だと思われる。
 小童川(ひちがわ)沿いに走る県道51号(甲山甲奴上市線)の西、小高くなったところに武塔神社が鎮座する。須佐神社の境外摂社のようで、須佐神社からは、南にあたる。
 小さな社殿の斜め向かい側に、このケヤキが立つ。
 幹内部はすっかりがらんどうで、皮一枚で立っている状態。樹高も低い。
 天然記念物指定は、訪問時のおよそ22年前。内部の腐朽が始まってから現在の姿になるまで、かなりの時間がかかったことだろうから、指定時にはすでに現在と似たような状況だったと思われる。こんな姿ではあるが、最期までしっかり見守ってやりたい。そんな気持が記念物指定の底にあるのだろう。
 何故か環境省巨樹データベースには洩れてしまった大ケヤキである。
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