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名称 牟佐神社のケヤキ (むさじんじゃのけやき)
名称の典拠 なし
樹種 ケヤキ
樹高 30m(注1)
目通り幹囲 4.9m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 滋賀県近江八幡市武佐町
〃 3次メッシュコード 5236−51−31
〃 緯度・経度 北緯35度07分09.1秒
東経136度08分16.3秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2022年10月12日
注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)高地側地表面から1.3mの高さで幹囲を実測
近江鉄道武佐(むさ)駅前から北東方向に延びる道がある。旧中山道武佐宿のメイン・ストリートだった道だ。今も所々に古い面影が残る。
牟佐神社は、この道を駅から800mほどのところ。かつての武佐宿大門跡の近くに鎮座する。参詣者用駐車場があって嬉しい。
環境省巨樹データベース2000年フォローアップ調査の際、牟佐神社の巨木として幹囲400cmのクロガネモチと460cmのケヤキ(と360cmのスギ)が報告されている。
その後2021年にさらに報告があったが、ケヤキの幹囲は変わりなし(恐らく新たな幹囲測定はなされなかったのだろう)。クロガネモチについては記載なし。
実は、計画時点ではクロガネモチがメインだったので、滅失の不安が脳裏をよぎったが、一応この目で確かめようと、牟佐神社を探訪計画に入れた。
不安は的中。残念ながらクロガネモチは失われてしまったようだ。境内に見つけたそれらしい切株がそうだったのだろうか。
ケヤキは現存。幹囲はもっと大きく、5m前後ありそうだ。実際に測ってみたら486cm。
5mには届かなかったが、旧環境庁時代に刊行された書籍版「日本の巨樹・巨木林」(1988年度報告値)では446cmだったものが、2000年には460cm、そして2022年には486cmである。単純計算で年輪間隔は2.0mm。今も着実に生長を続けているようだ。
そう遠からぬうちに幹囲5mを超えると思われる。 |
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