ページタイトル:群のクロガネモチ ロゴ:人里の巨木たち

画像:群のクロガネモチ_1

画像:群のクロガネモチ(樹冠)
名称 群のクロガネモチ (むれのくろがねもち)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 クロガネモチ
樹高 20m(注2)
目通り幹囲 4.4m(注2)
推定樹齢 伝300年以上(注2)
所在地の地名 長崎県諫早市多良見町元釜(群)(注3)
 〃 3次メッシュコード 4929−27−04
 〃 緯度・経度 北緯32度50分26.7秒
           東経129度56分00.8秒
諫早市指定天然記念物(2004年4月26日指定)
撮影年月日 2015年3月26日

注1)2004年4月に旧多良見町教育委員会(その後諫早市教育委員会に訂正)が設置。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)上記案内板による。(環境省巨樹データベースは、この木をモチノキとし、4.0mの幹囲を計上している)
注3)2005年3月1日、諫早市に合併。旧行政区は西彼杵郡多良見町





 樹名の「群(むれ)」は地名。伊木力(いきりき)ダムの東、鎌倉山(かまくらやま、358m)に連なる普賢岳(322m)の南西斜面に群の家々が分布する。
 群の集落を目指して進んで行くと、このクロガネモチの姿が自然に目に入る。
 クロガネモチは常緑樹だが、まったく葉を落とさないわけではない。ときには殆どの葉を落としてしまうこともあるようだ。
 ちょうど、そんな季節の訪問となった。葉をつけていない姿は、どことなく寂しい感じがするものだが、その代わり、枝振りがよくわかる。
 ご覧のように、なかなか立派な枝振りである。
 案内板によると、江戸時代の群地区は、大村藩と鍋島藩諫早領の境界付近に位置し、このクロガネモチは(両藩を往来する人たちの?)道標となっていたそうである。
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