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名称 物袋のアコウ (もってのあこう)
名称の典拠 なし
樹種 アコウ
樹高 不明
目通り幹囲 5.5m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 鹿児島県指宿市開聞十町(物袋)(注2)
〃 3次メッシュコード 4630−64−51
〃 緯度・経度 北緯31度12分47.7秒
東経130度30分43.8秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2018年3月26日
注1)まったくの目分量
注2)2006年1月1日、指宿市に合併。旧行政区は揖宿郡開聞町(かいもんちょう)
薩摩半島南部、枕崎から指宿(いぶすき)に向かう国道226号は海岸沿いを走る。この間、姿の美しい開聞岳(かいもんだけ、924m)が海に浮かぶように見え、ドライブの目を楽しませてくれる。(脇見運転注意)
国道が市境を越えて最初の集落が物袋(もって)だ。
集落の東端近く、JR指宿枕崎線の西に墓地があり、そこに左図のアコウが立つ。
アコウは常緑樹なのだが、私が訪ねた時には一斉に葉を落としていて、アコウ独特のおどろおどろしい樹形がよく分かった。こんなタイミングの出会いも良いものである。
墓地の横に小さな流れがあって、アコウはまずそちらに向かって斜めに伸び、それから直立している。この斜めに伸びた部分は、今は枯れてしまった宿主の姿なのかも知れない。
数知れぬ小枝をハリネズミのように伸ばしている。
これからもどんどん大きくなることだろう。 |
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