ページタイトル:本栖山神社の夫婦杉 当サイトのシンボル

画像:本栖山神社の夫婦杉

画像:本栖山神社参道
 参道の両側はヒノキ
名称 本栖山神社の夫婦杉
    (もとすやまじんじゃのめおとすぎ)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 スギ
樹高 45m/35m(注2)
目通り幹囲 5.2m/5.0m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 山梨県南都留郡富士河口湖町本栖(注3)
 〃 3次メッシュコード 5338−14−48
 〃 緯度・経度 北緯35度27分39秒
           東経138度36分24秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2011年1月10日

注1)根元に「夫婦杉」と彫った石碑があるので、その名で呼び慣わされていることは間違いなかろう。ただし、全国各地に「夫婦杉」があるので、私のサイトでは、こう呼ばせていただくことにした
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注3)2006年3月1日、富士河口湖町に合併。旧行政区は西八代郡上九一色村(かみくいしきむら)





 国道139号に国道300号がぶつかる本栖交差点の南200mほど、139号の西に山神社がある。(国道から神社が透けて見えるが、国道側には参道が開いていない)
 案内板によれば、祭神は大山祇命(おおやまづみのみこと)。いわゆる山の神様である。由来や創建時期などはわからなくなってしまったようだが、上記交差点の東にある龍海山江岸寺の鎮守だったとも伝えられているようだ。
 山神社は、毎年5月17日に行われる公家行列の出発点としても知られている。かつて、この地で国境警備に当たっていた渡辺囚獄佑(わたなべひとやのすけ)が、若者の士気を鼓舞するために始めた行事らしいが、もう300年以上も続いているという。
 訪れた1月は、陽光が差すとはいえ、空気は肌を切るように冷たい。誰もいない境内に、社殿の朱色がまぶしかった。
 夫婦杉は本殿の後方。「夫婦杉」の石碑を真ん中に、2本並んで立っている。
 中年の夫婦といったところか。巨木としては、まだちょっと物足りないサイズだ。このままあと100〜200年。ともに大きくなることを望む。
 
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