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名称 茂木の大椎 (もとぎのおおしい)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 スダジイ
樹高 18m(注2)
目通り幹囲 6.0m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 茨城県潮来市茂木(注3)
〃 3次メッシュコード 5340−74−72
〃 緯度・経度 北緯35度59分03秒
東経140度31分39秒
潮来市指定天然記念物(1969年8月1日指定)
撮影年月日 2015年5月17日
注1)設置者名・設置年月とも不詳(旧牛堀町教育委員会が設置?) ただし潮来市の公式HP中、「国・県・市指定文化財一覧」における名称は「茂木の大シイ」とカタカナ
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による
注3)2001年4月1日、行方郡内の2町が合併して潮来市誕生。旧行政区は行方郡牛堀町
潮来工業団地の西方。県道50号(水戸神栖線)と同185号(繁昌牛堀線)の交差点から、185号を南に約400m。左手(東側)の未舗装路を100mほど入ったところに、白木の鳥居がある。標記のスダジイはその先。途中、案内の類がなく、わかり難いかも知れない。
ここは、1.5kmほど南にある天台宗羽黒山覚城院二本松寺の旧地だったようだ。
スダジイは、小さな祠の後ろに立っていた。
環境省データでは単幹とされているが、実際は株立ちのスダジイである。
しかも中央部が欠けてしまい、残されたなかでの最大幹も、途中で折れたまま放置されている。既に巨木の威厳を失い、寂しい姿だ。
生物たるもの、生まれた時からすでに死を内包する存在であることは知っているつもりだが、やはりこんな姿を目にすると、やるせない気持ちになる。
天然記念物に指定されたのは、訪問時の46年前。
その頃はどんな姿だったのだろうか。 |
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