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名称 元大原神社のイチョウ
(もとおおはらじんじゃのいちょう)
名称の典拠 なし
樹種 イチョウ
樹高 25m(注1)
目通り幹囲 6.3m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 大分県日田市大字求来里(くくり)(注2)
〃 3次メッシュコード 4930−77−76
〃 緯度・経度 北緯33度18分54.5秒
東経130度57分26.4秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2015年3月17日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注2)大字名は求来里であり、マピオン等でもそう標記されているが、日本郵政の郵便番号表にはその名がなく、「神来町(かみくまち)」が用いられている
「元大原神社」の社号は、現在は境域を市街地に隣接する大原八幡宮が、現在地に遷座する前は、当地にあったからである。
その時期はいつかとなると、案内板の記述に差異があり、すっきりしない。
大原八幡宮の案内板(1989年に日田市教育委員会が設置)では、貞観13年(871)から寛永元年(1624)まで。元大原神社の案内板(2002年に日田市教育委員会が設置)では延喜18年(918)から寛永2年(1625)まで。また、別の案内板(1986年に求来里青壮年同志会が設置)では延喜13年(924とあるが正しくは913)から元和10年(1623(もしくは1624))までとある。遷座地を決めてから施設が全て整うまでには数年かかることも普通だろうから、後の年代はほぼ一致しているとみてよいだろうが、始まりの方には数十年の開きがある。
まあ、大した問題ではないと思うのだが、気になってしまうのは理科系人間の悪いところである。
とにかく、かつてはここに大原八幡宮が鎮座していたことは間違いないようで、バス停の名も「元宮」である。(神来町や求来里の地名も、なにやら関係がありそうにも思うが…)
余計な話が長くなった。
標記のイチョウは、石段を登り切ったところ。向かって右手。
2幹のイチョウである。もしかしたら融合木かも知れない。
「神木」の扱いという感じではなく、樹林の一員として立っている。 |
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