ページタイトル:マザーツリー 当サイトのシンボル

画像:マザーツリー


画像:マザーツリー(幹と並ぶ)
名称 マザーツリー
名称の典拠 「青森県里山の巨樹・古木マップ」(注1)
樹種 ブナ
樹高 30m(注2)
目通り幹囲 4.7m(注2)
推定樹齢 400年(注2)
所在地の地名 青森県中津軽郡西目屋村村市(鬼川辺国有林)
 〃 3次メッシュコード 6040−61−63
 〃 緯度・経度 北緯40度33分17秒
           東経140度09分54秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2009年8月21日

注1)青森県農林水産部林政課が刊行
注2)上記「青森県里山の巨樹・古木マップ」による





 この木の場合、誰が撮っても、だいたい同じ写真になってしまう。動き回ることができる場所が、遊歩道上に限られ、間近での撮影ポイントが一点しかないこと。そして、樹姿が寸胴なため、横からのショットでは、面白みが生まれないことによる。
 とはいえ、多くのブナ巨木が「あがりこ」状態であるのに比べ、主幹そのものがこれだけ高く上昇していることは素晴らしい。(ただし幹囲はデータより細いように思えたが)

画像:マザーツリーへの道
 マザーツリーに至る遊歩道

 県道28号(白神ライン)の津軽峠(西目屋村と鰺ヶ沢町の境界)に大きな駐車場があり、その近くに「白神山地自然観察歩道」の入口が開いている。歩道そのものは結構長く、もちろん軽登山の装備は必要だが、マザーツリーを見に行くだけなら、装備は不要。登山靴も必要ない。
 案内表示に従って、マザーツリーを目指す。この区間の歩道は舗装されている。道は水平道で、距離は300m弱。
 大学生風の若者三人組が先に来ていた。友人同士で夏休みを楽しんでいるのだろう。陽気で礼儀正しい若者だった。マザーツリーは、いまや観光資源なのである。(決して非難の意味で言っているわけではない)
 訪れる人たちが、巨木に敬意を抱き、巨木を大切にする気持ちが膨らんでくれるなら、それも悪いことではなかろう。

※2018年9月7日、幹の途中で折れていたことがわかった。同月4日深夜から5日未明にかけて吹き荒れた台風21号による被害のようだ。(2018.11.02追記)
 
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