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名称 諏訪両神社のイチョウ
(すわりょうじんじゃのいちょう)
名称の典拠 なし
樹種 イチョウ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 9m(注1)
推定樹齢 400年(注1)
所在地の地名 鹿児島県鹿屋市輝北町上百引(きほくちょうかみもびき)(注2)
〃 3次メッシュコード 4730−27−60
〃 緯度・経度 北緯31度33分29.3秒
東経130度52分34.2秒
鹿屋市指定天然記念物(1981年12月16日、「諏訪両神社の古木」の名称で境内のイチョウ、モミ、イヌマキの計3本を一括指定))
撮影年月日 2018年3月22日
注1)2002年3月に旧輝北町教育委員会が設置した案内板による
注2)2006年1月1日、鹿屋市に合併。旧行政区は曽於郡輝北町
大鳥川(おおとりがわ)輝北ダム湖の西に諏訪という名前の集落があり、そこに諏訪両神社が鎮座する。
神社庁への登録名は諏訪神社のようで、拝殿内に盛塩することを控えてほしい旨の注意書きにも「諏訪神社」と書かれているのだが、天然記念物としての名前に「諏訪両神社」とあること、創建年などを記した案内板でも諏訪両神社とされていることから、当サイトでは諏訪両神社と呼ばせていただくことにした。
その案内板によれば、創建は永禄元年(1558)。祭神は事代主尊(ことしろぬしのみこと)と健御名方尊(たてみなかたのみこと)の2柱。神話ではどちらも大国主の子とされている。
境内に天然記念物の巨木が3本。案内板によれば、3本とも創建から間もない頃に植えられたと考えられているようだ。
なかではイチョウが一番大きい。
太い幹回りは見る者を圧倒するに十分だが、主幹を途中で失い、中央部がすっぽり抜けているのが残念。
ただし樹勢は悪くないようで、これからは、かつての蘖(ひこばえ)が新しい樹形を作ってゆくことだろうと思われる。 |
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