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名称 水主神社のいのり杉 (みずしじんじゃのいのりすぎ) 名称の典拠 「香川の保存木」指定名称 樹種 スギ 樹高 30m(注1) 目通り幹囲 5.4m(注1) 推定樹齢 伝承800年(注2) 所在地の地名 香川県東かがわ市水主(注3) 〃 3次メッシュコード 5134−22−64 〃 緯度・経度 北緯34度13分26.6秒 東経134度17分56.9秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2013年3月28日 注2)同じく「香川の保存木」による 注3)2003年4月1日、大川郡内の3町が合併して東かがわ市誕生。旧行政区は大川郡大内町(おおちちょう) 与田川の中流域、県道132号(田面入野山線)沿いに水主神社が鎮座する。大内ダムからは北東300mほどの位置。 祭神は倭迹々日百襲姫命(やまとととひももそひめのみこと)。舌を噛みそうな名前だ。予知能力に優れていたといい、日照りに苦しむ人々のために雨を降らせ、水源を教え、水路を開いて米作を助けたという。(1986年3月に香川県が設置した案内板による) 延喜式神名帳に載る式内社。木造御神像倭迹々日百襲姫命像(平安時代の作、国重文)など多数の文化財を蔵する、なかなか立派な神社だ。 拝殿の手前に「いのり杉」が立つ。 「いのり杉」は、「祈り杉」の意味だろうか。 京都の地主神社(じしゅじんじゃ)の「いのり杉」は、「おかげ明神」の神木で、丑の刻参りの際に藁人形を打ち付けるために使われたとか。今も5寸クギの跡が生々しく残っているらしい。(地主神社のホームページによる) 当地では、どうだったのだろう。大杉には、いくつかそれらしき穴も見えるが…。まさか。 「いのり杉」は、水の恵みと豊作を祈る杉だと解釈することにしよう。 |
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