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名称 宮谷神明神社の夫婦スギ (みやたにしんめいじんじゃのめおとすぎ) 名称の典拠 「岐阜県文化財図録」(注1) 樹種 スギ 樹高 55m/55m(注2) 目通り幹囲 6.9m/6.1m(注2) 推定樹齢 600年以上(注3) 所在地の地名 岐阜県下呂市萩原町羽根猪ヶ平 〃 3次メッシュコード 5337−61−66 〃 緯度・経度 北緯35度53分19秒 東経137度11分56秒 岐阜県指定天然記念物(1957年12月19日指定) 撮影年月日 2004年8月9日 注1)岐阜県公式ホームページ内にある 注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による。いずれも前者が雌杉、後者が雄杉 注3)「岐阜県文化財図録」による 有名な久津八幡宮夫婦杉(国指定天然記念物)から西に1.2km、飛騨川対岸の山裾にある宮谷神明宮にも夫婦杉がある。こちらは、県指定天然記念物である。 参道石段の両側に向かい合うように立っている。向かって右が雄杉、左が雌杉である。 たいてい雄の方が体格がいいものだが、ここでは逆で、雌杉の方がひとまわり太い。 「岐阜県文化財図録」によると、上写真に見える古い枝痕を乳房に見立て、夫婦杉を崇めると母乳の出がよくなるとする伝承があるようだ。体格の差はさておいて、乳房があるのだから雌杉だ、ということになったのだろう。 これら2本以外の境内林も立派である。社殿の周囲には、目通り4m前後の若いスギたちが立っている。滑らかな幹肌の直線が空間を垂直に切っている形を美しいと思った。 |
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