名称
宮ノ入のカヤ
(みやのいりのかや)
名称の根拠
現地の案内板(注1)
樹種
カヤ
樹高
35m(注2)実際はもっと低い
目通り幹囲
6.5m(注2)
推定樹齢
600年以上(注3)
所在地の地名
長野県東御市祢津(注4)
〃 3次メッシュコード
5438−42−58
〃 緯度・経度
北緯36度22分42.5秒
東経138度21分13.6秒
長野県指定天然記念物
(1965年4月30日指定)
撮影年月日
2001年12月(左写真)
2017年7月27日(少し大きめの画像)
注1)長野県教育委員会が設置(設置年月日不詳)
注2)環境庁編「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注3)現地の案内板による
注4)平成16年(2004)4月1日に東部町と北御牧村が合併して東御市誕生。旧行政区は小県郡東部町
東部湯の丸ICから谷沿いに北北東に入ってゆくと、段々畑の縁に立っている。傾斜地のため、道からは、半ば見下ろすような形になり、樹冠部しか目に入らないが、近づくと、四方に枝を広げた堂々たる姿を見せてくれる。
案内板によると、地元では「カヤの木様」と敬称付けで呼ばれるという。また、実が鈴状であることから、弘法大師から賜った鈴だという伝承もあるようだ。老人の皺のように、長い年月のうねりを幹に刻んだ巨木は、カヤの実の恵みともに、大切にされてきたのだと思われる。