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名称 都沢の公孫樹 (みやこざわのいちょう)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 イチョウ
樹高 25m(注2)
目通り幹囲 6.4m(注2)
推定樹齢 700年(注3)
所在地の地名 福島県耶麻郡猪苗代町関都(せきと)字都沢
〃 3次メッシュコード 5640−21−21
〃 緯度・経度 北緯37度31分22.0秒
東経140度08分37.1秒
猪苗代町指定天然記念物(1985年3月28日指定)
撮影年月日 2004年7月3日(左の写真)
2011年11月5日
注1)1993年10月に猪苗代町教育委員会が設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注3)現地の案内板による
JR磐越西線関都駅の北700mほどのところに都沢集落がある。大イチョウの地蔵堂は集落の中ほど、旧道に面している。本尊は、等身大の木造六体地蔵尊(六道地蔵尊)。
福島県総合緑化センター刊行(福島県監修)の「緑の文化財」によれば、地蔵堂創建時に植えられたと考えられているようだ。上記の推定樹齢は地蔵堂の創立年から導出された数値らしい。
境内の案内板にもあったが、イチョウはしばしば防火のために植栽される。私の住む新潟県でも、社寺境内にイチョウが多いのは、果実の恵みもさることながら、そんな意味もあったと思っている。
秋に落葉した葉でさえ、水分が多く、落ち葉焚きができないくらいである。青々とした葉をたくさんつけた背の高いイチョウは、火の粉の飛散を防いだことであろう。茅葺き屋根が一般的だった時代には、防火壁の代わりをすることができたと思われる。
福島にはイチョウの巨樹が多いように思う。このイチョウは猪苗代町では最大のイチョウにあたる。 |
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