ページタイトル:宮処野神社のスギ 当サイトのシンボル

画像:宮処野神社のスギ(幹と並ぶ)参道入口

画像:宮処野神社のスギ(幹と並ぶ)左手山裾
名称 宮処野神社のスギ (みやこのじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 35m(注1)
目通り幹囲 8.9m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 大分県竹田市久住町仏原(注2)
 〃 3次メッシュコード 4931−42−87
 〃 緯度・経度 北緯33度04分26.7秒
           東経131度20分16.9秒(注3)
大分県指定天然記念物(1958年3月25日、「宮処野神社の社叢」として境内林全体を一括指定)
撮影年月日 2010年3月26日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注2)2005年4月1日、竹田市に合併。旧行政区は直入郡久住町
注3)これは参道入口のスギ(左上図)の位置





 市川の左岸高台に、宮処野神社が鎮座している。祭神は景行天皇、嵯峨天皇、日本武尊(やまとたけるのみこと)など14柱。
 案内板によれば、宮処野神社は、景行天皇が九州征西の途次、禰疑野(ねぎの)の土蜘蛛を征伐したときの行宮跡に同天皇を祀ったことに始まり、のち、嵯峨天皇を祭神としたことから嵯峨宮と呼ばれるようになった。明治4年(1871)、宮処野神社と改称。
 10月15〜16日の秋季大祭は神保会(じんぼえ。神宝会とも)の名で親しまれている。これは御輿が2組の白熊(はぐま)と3組の獅子を供に従えて、字石田の天神社まで練り歩くもので、県の無形民俗文化財に指定されている。
 あちこちに大杉が立つ社叢は県指定天然記念物。
 参道入口(上図)と拝殿に向かって左手前山裾(下図)の2本に代表してもらったが、ほかにも似たようなサイズが数本ある。
 巨木ファンにとっては、嬉しい社叢である。
 
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