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名称 宮古の逆さ公孫樹 (みやこのさかさいちょう)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 イチョウ
樹高 15m(注2)
目通り幹囲 15.3m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 岩手県宮古市宮町2丁目
〃 3次メッシュコード 5941−37−65
〃 緯度・経度 北緯39度38分12.6秒
東経141度56分41.6秒
宮古市指定天然記念物(1957年12月25日指定)
撮影年月日 2006年8月1日
注1)天然記念物指定名称は単なる「公孫樹」。このイチョウが、しばしば「さかさイチョウ」と呼ばれること、宮古市の公有物であることから、標記の名称とした
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北」による
宮古第一中学校のグラウンドの端に立っている。
ボールが転がってくるのを防ぐ配慮だろうか、周りを白い木柵で囲んでいる。が、出入りできるよう、一部が開いており、中学生たちが望めば、直接触れ合うことも出来るようになっている。
注連縄が巻かれているが、多分、特定の神社の御神木だというわけではない。長くこの世に生きてきたものを疎かにせず、大切にしようとの意味なのだろう。
案内板(注3)には、「樹根部の中心は空洞になっており、(中略)現在生育している公孫樹は、初代木から代を重ね、先代の根株から萌芽して成長したものと考えられます」とあった。株立ちで、しかも中央部を失っているので、正直に言って、それほどの感激は無かったのだが、時間軸に沿ってこのように考えてみるのも面白そうだ。
いわば眼前にある大河ドラマの最終編から、それまでの推移は自分で想像しなさい、ということか。
注3)2001年12月25日に宮古市教育委員会が設置 |
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