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中橋の上から見るシダレヤナギ |
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名称 宮川のシダレヤナギ
(みやがわのしだれやなぎ)
名称の典拠 なし
樹種 シダレヤナギ
樹高 15m(注1)
目通り幹囲 5m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 岐阜県高山市神明町4丁目
〃 3次メッシュコード 5437−12−61
〃 緯度・経度 北緯36度08分22.2秒
東経137度15分34.3秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2021年8月6日
注1)まったくの目分量。根元付近は幹が斜上しているので、どこを測るか悩ましいところだが、地表面から1.3mという基準を考慮すれば、どう測ったとしても、少なくとも5mはありそうだ
コロナ禍のなか、未だ感染拡大の及んでいない岐阜県北部の巨木探訪を試みた。水や食料は全て持参、目的地以外には立ち寄らない、点と線の計画である。
目的地の大部分は、そもそも人に出会いそうにない場所だが、問題は高山市街地に立つこのシダレヤナギである。それで、立てた作戦は次の通り。(2回のワクチン接種は終えている)
なるべく人と会わないよう、このシダレヤナギから徒歩2分ほどの有料駐車場に車を駐める。訪ねるのは猛暑日が続くさなか、平日午後の最も暑い時間。
それでもさすが有名な観光地である。シダレヤナギの近くで1組2人、駐車場との往復途中で3組8人の観光客らしき人を見た。ただし近づくことも言葉を交わすこともなかったが。(撮影時のみマスクを外した。私を含め、みなマスクを着けていたのはもちろんである)
本題に入ろう。
左図をご覧になって、素晴らしいシダレヤナギだと思いませんか。主幹を途中で失ってはいるものの、太さ・樹勢とも、シダレヤナギとしては全国トップクラスだと思う。
このシダレヤナギが立つのは、市街地東部を南北に貫いて流れる宮川右岸。高山陣屋の東で宮川を渡る中橋(なかばし)の少し上流側。
橋上からシダレヤナギの姿がよく見える。 |
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