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名称 宮部神社のケヤキ (みやべじんじゃのけやき)
名称の典拠 なし
樹種 ケヤキ
樹高 30m(注1) 実際はもっと低い
目通り幹囲 5.1m(注1)
推定樹齢 100〜199年(注1)
所在地の地名 滋賀県長浜市宮部町(注2)
〃 3次メッシュコード 5336−12−02
〃 緯度・経度 北緯35度25分14.6秒
東経136度16分49.0秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2009年9月21日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による
注2)2010年1月1日、長浜市に合併。旧行政区は東浅井郡虎姫町
宮部神社は、旧虎姫町役場の東1.5kmほど。
境内に掲げられた由緒書によれば、仲哀天皇の時代、弓月王の子孫秦氏がこの地に移住し、養蚕織機の業を興した。そして祖神である大辟神(大酒神)を祀って井守保利社と称したのが始まりという。
仲哀天皇は2世紀初頭の天皇とされているが、日本武尊の子で神功皇后の夫、応神天皇の父にあたる人物(?)である。実在したかどうかは疑わしいとされているようだ。
改修されて間もない参道を進む。参道の両側に石灯籠が並ぶ。本殿をはじめとする社殿は、そう大きくないながら、なかなか立派だ。現在も厚い信仰を集めているのだろう。
標記のケヤキは拝殿に向かって右手前。
大枝がすべて途中から切断されている。葉をつけているのはすべて細い枝のみ。従って、幹囲から予想できるサイズより、樹冠は小さい。ただし、樹勢は悪くなさそうだ。
神社の隣には、境内を接して観音堂が並ぶ。
観音堂にも大ケヤキがあり、これもなかなかのものだ。 |
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