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名称 満沢のアカマツ (みつざわのあかまつ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 アカマツ
樹高 23m(注2)
目通り幹囲 6.0m(注2)
推定樹齢 500年(注3)
所在地の地名 山形県最上郡最上町満沢字合ノ山(上満沢)
〃 3次メッシュコード 5840−04−51
〃 緯度・経度 北緯38度42分52.7秒
東経140度30分44.1秒
最上町指定天然記念物(2005年3月15日指定)
撮影年月日 2006年8月4日
注1)2005年3月31日に最上町教育委員会が設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注3)上記案内板による
最上町中心部からほぼ南、満沢川に沿って満沢の集落が並ぶ。アカマツがある上満沢は最も上流側。
実は、私は逆方向から、つまり赤倉温泉側から、小さな峠を越えて、満沢に入った。このルートだと、集落に近づくあたりから、姿の良いアカマツがはっきり見えてくる。残念ながら、役場方面から満沢川を遡上するルートだと、山の陰に隠れてしまい、すぐ近くに達するまで、姿は見えない。
アカマツは、上満沢地蔵堂の背後、小高くなった部分に立っている。そのため「地蔵様の大松」の名で親しまれてきたようだ。
立ち上がってすぐ2幹に分かれ、そのうち上方に向かった幹は、さらにその上で2本に分かれている。従って、遠くから見ると3幹の松に見える。
いわゆる一般の「名松」に比べると背が高く、ほっそりして見えるが、山形県内では、同じく最上町内に立つ東法田の大赤松に次いで、第2位の幹囲を有している。
折損枝の処理もきちんとなされていて、大切に扱われていることが分かる。
姿も勢いも良い大松である。
※新潟県新発田市在住のAさんから、写真を添えて、この松が伐採された旨を教えていただいた。どうやらマツノザイセンチュウの犠牲になったらしい。現場近くには二代目の松も植えられているそうである。(情報に感謝)(2020/06/25追記) |
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