ページタイトル:光岡八幡宮の大樟 当サイトのシンボル

画像:光岡八幡宮の大樟(幹と並ぶ)

画像:光岡八幡宮の大樟
名称 光岡八幡宮の大樟
    (みつおかはちまんぐうのおおくす)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 クスノキ
樹高 29m(注2)
目通り幹囲 9.2m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 福岡県宗像市光岡字辻園
 〃 3次メッシュコード 5030−54−44
 〃 緯度・経度 北緯33度47分18.9秒
           東経130度33分07.9秒
福岡県指定天然記念物(1956年7月28日指定)(注3)
撮影年月日 2012年7月27日

注1)設置者名・設置年月とも不詳。ただしこの名は天然記念物指定名称とも一致している
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注3)指定日は「福岡県文化財目録」による。案内板では7月21日となっているが、間違いではなかろうか





 アクアドームなどがある宗像市総合公園の東方400mほどの高台に、八幡神社がある。
 その境内に立つクスノキが、昭和31年に福岡県から天然記念物指定を受けた。
 もちろん、境内では抜きんでた体格の大クスノキだが、10m前後の幹囲をもつクスノキが多数散在する福岡県内では、そう目立つものではない。幹囲は、案内板にある「目通周囲7.0m」が妥当なところと思われる。
 しかし、このクスノキで印象的なのは、幹の太さではなく、その根張りである。天然記念物指定も、この景観あってこそではなかろうか。
 段差の縁に育ったため、垂直面のところでは、土の表面に沿って、根も垂直に伸びた。その後、年月を経て土が流失し、根が剥き出しになった。そういうことではないかと想像する。同じ環境にあれば、この木でなくとも似たようなことは起きるが、この木の場合は、規模が雄大なのである。
 一度見たら、忘れられないクスノキである。
 
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