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画像:三恵の大ケヤキ

画像:三恵の大ケヤキ

画像:三恵の大ケヤキ(幹と並ぶ)
名称 三恵の大ケヤキ (みつえのおおけやき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 20m(注2)
目通り幹囲 14.7m(注2)
推定樹齢 伝承1000年(注2)
所在地の地名 山梨県南アルプス市寺部字今井前(注3)
 
〃 3次メッシュコード 5338−33−49
 〃 緯度・経度 北緯35度37分18.0秒
           東経138度29分38.8秒
国指定天然記念物(1927年11月30日指定)
撮影年月日 2002年10月5日(左写真)
        2011年5月21日

注1)山梨県教育委員会と若草町教育委員会が連名で設置(設置年月日不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注3)2003年4月1日に6町村が合併して新市誕生。ここは旧中巨摩郡若草町(2003/4/1追記)





 大字寺部と大字下今井の境界線の近く、狭い路地に面して立っている。国土地理院の地形図や道路地図に名前が掲載されているので、場所を探すのは容易。
 西側から眺めると、背の低い中くらいの巨木が2本立っているだけのように思えるが、路地の側から見ると、確かに1本の木であったことがわかる。
 現地の案内板(注1)は、環境庁調査より樹高が大きく、幹周りが少し小さいデータを載せている。文章も古めかしいので、もしかしたら、昭和2年(1927)に国の天然記念物に指定されて間もない頃の文章を再掲したのかも知れない。以下にそれをそっくり引用して、往時を偲んでみたい。
 『県下屈指の大けやきである。樹齢千年を経るというも推測であるが、相当年を経た巨樹である。ふるい時代の落雷によって西方はそがれてあるが、子女二十人は充分に入れる空洞をつくっている。樹高二五メートル、根廻り十七・二八メートル、目通り幹囲十四・三五メートル。五巨枝が四方に広がり、折損枝あるも遠くから望んで小山の観がある。』

※令和元年(2019)10月12日に上陸し、東日本各地に大きな被害を与えた台風19号により、幹の片方が折れてしまった。(2019/11/11追記)
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