ページタイトル:御嶽山神社のスダジイ 当サイトのシンボル

画像:御嶽山神社のスダジイ 名称 御嶽山神社のスダジイ
    (みたけやまじんじゃのすだじい)
名称の典拠 なし
樹種 スダジイ
樹高 23m(注1)
目通り幹囲 7.2m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 石川県小松市上八里町
 〃 3次メッシュコード 5436−54−02
 〃 緯度・経度 北緯36度25分26.6秒
           東経136度31分44.2秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2012年8月26日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による





 県道22号(金沢小松線)と同54号(寺畠小松線)の交差点の南西に小山があり、そこに御嶽山神社がある。
 昭和63年(1988)に設置された黒御影の「御嶽山神社由緒」によれば、康平2年(1059)9月、このあたりを洪水が襲った。そのとき、村人たちはこの小山に登り、難を避けることが出来た。その後、この小山を「みたけ山」と呼び、祠を建てて八里神社と称したという。
 のち、14世紀頃、宇佐(現大分県)から八幡神の分霊を勧請して八幡神社と改称。明治12年(1879)になって御嶽山神社を正式名としたようだ。
 参道の石段を登り切ったところに、このスダジイが立っている。
 環境庁資料では3本の株立ちということだったが、そのうち1本はもうない。ほかにもう1本、他樹種も巻き込んでいたようだ。これも根元近くで伐られている。樹皮が残っていないので、樹種がわからないが、多分スギだったように思われる。残った部分は元気が良さそうだ。
 根元付近の深い凹凸の陰影が印象的なスダジイである。
 
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