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名称 三嶋神社のシイ (みしまじんじゃのしい)
名称の典拠 なし
樹種 スダジイ
樹高 17m(注1)
目通り幹囲 9.2m(注1)
推定樹齢 800年(注2)
所在地の地名 茨城県那珂市本米崎(もとこめざき)(注3)
〃 3次メッシュコード 5440−54−84
〃 緯度・経度 北緯36度29分24.8秒
東経140度33分27.0秒
那珂町指定天然記念物(1974年7月15日、「椎の樹叢」として境内のスダジイ全体を一括指定)
撮影年月日 2007年2月18日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による
注2)「天然記念物 椎の木叢」と題した石造案内板による(1975年設置。設置者名不明)
注3)2005年1月21日、那珂郡内の2町が合併して那珂市誕生。旧行政区は那珂郡那珂町
三嶋神社は久慈川右岸。常陸太田市、日立市、東海村との境界が迫るあたり。常磐自動車道の西。
細長い境内に沿ってスダジイの巨木が散在している。いずれも、なかなか風格のある古木だ。
上記案内板(注2)の説明を引用しよう。
「樹齢推定八百年鎌倉時代初期カラノ自生ノ椎ノ木デ弥生時代以前米作ガ始マル前大和民族ガ北上コノ地方ニ定住シタ人々ノ食糧トシテ持チ来タッタ實カラ大樹ニ生長シタモノコノ境内叢全体ノ椎の木ガ天然記念物トシテ指定サレタ。日本列島中部以南ノ暖地ニ産スルブナ科ノ常緑高木コノ辺ガ北限デアル」
余談だが、万延元年(1860)3月3日、江戸城桜田門外で大老井伊直弼を襲った水戸浪士18名の一人、海後磋磯之介は、三嶋神社の社家出身である。彼は、その後、逃亡に成功し、明治36年(1903)に没した。 |
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