ページタイトル:三島大日堂のカツラ 当サイトのシンボルマーク

画像:三島大日堂のカツラ(幹と並ぶ) 名称 三島大日堂のカツラ
    (みしまだいにちどうのかつら)
名称の典拠 なし
樹種 カツラ
樹高 18m(注1) 今はご覧の通り10m未満
目通り幹囲 5.1m(注2)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 群馬県吾妻郡東吾妻町三島(注3)
 〃 3次メッシュコード 5438−66−52
 〃 緯度・経度 北緯36度33分00.8秒
           東経138度46分26.4秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2020年1月13日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版T」による
注2)高地側地表面から0.7mの高さにおける幹囲を実測。(1.3mの高さではそれよりも大きな値になる)
注3)2006年3月27日、東村と吾妻町が合併して東吾妻町誕生。旧行政区は吾妻郡吾妻町





 国道145号からは対岸にあたる吾妻川(あがつまがわ)右岸、JR矢倉駅前信号から橋を渡ったところが三島である。
 集落内に散在する仏堂の一つ、大日堂に立つカツラを訪ねた。上記「日本の巨樹・巨木林」では幹囲486cmとされているが、それは30年以上昔の測定値だ。今は5mを超えているだろうと期待しての訪問である。
 しかし、訪ねてびっくり。もうすっかり枯れていた。訪問前にグーグルアース(撮影年不明)やストリートビュー(2014年7月撮影)で姿を確認していただけに、まさか枯死していたとは予想しなかったのである。
 地上4mほどで表皮をぐるっと切り取った跡が見える。私は林業や園芸には全く不案内だが、この場所には植物が生命を維持するために不可欠な道管や師管が通っているはずである。こんなことをしたのでは、枯れて当然なのではないだろうか。
 根元には石塔の一部があり、何かお供え物をした形跡もある。きっと神木のように大切にされていたのだろうと思うのだが…。
 残念なことである。
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