ページタイトル:みろくの滝のトチ 当サイトのシンボルマーク

画像:みろくの滝のトチ 名称 みろくの滝のトチ (みろくのたきのとち)
名称の典拠 田子町観光協会「巨木と伝説の郷
樹種 トチノキ
樹高 25m(注1)
目通り幹囲 5.8m(注1)
推定樹齢 500年(注1)
所在地の地名 青森県三戸郡田子町夏坂
 〃 3次メッシュコード 6040−37−47
 〃 緯度・経度 北緯40度17分32.0秒
           東経140度57分33.1秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2022年7月23日

注1)上記「巨木と伝説の郷」による





 国道104号沿い、黒森山(803m)・竜ヶ森(655m)・見附森(636m)に囲まれて夏坂(なつさか)の集落がある。
 そこで国道と別れ、3.7kmほど熊原川(くまはらがわ)を遡ったところに、弥勒(みろく)の滝への遊歩道入口が開いている。(国道からの分岐点にも、遊歩道入口にも案内表示あり)
 弥勒の滝は、高さ30mほど。岩肌を舐めるように、細い流れが幾筋も泡立ちながら滑り落ちるもので、白糸のようにも白髪のようにも見える。静かで穏やかな滝である。(これを素麺と見て、「ソーメンの滝」という無粋な別名もあるようだ)
 田子町公式ウェブサイトによると、室町時代、人々が凶作に苦しんでいた時、中岳坊(ちゅうがくぼう)という修行者がやってきて、一心に弥勒菩薩の出現を念じ、人々に信仰を説いた。これが通じたか、大滝がかかってその水が田を潤した。そして、それと同時に中岳坊は坐したまま入寂。いつしか大滝は「弥勒の滝」と呼ばれるようになった…。このような伝説があるという。
 弥勒の滝のすぐ手前、左岸側斜面にトチノキが立っている。
 滝の周辺では最大の樹木である。 
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