ページタイトル:峯貝戸の大クワ 当サイトのシンボルマーク

画像:峯貝戸の大クワ 名称 峯貝戸の大クワ (みねかいとのおおくわ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ヤマグワ
樹高 10m(注2)
目通り幹囲 根回り3.7m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 静岡県掛川市東山(峯貝戸)
 〃 3次メッシュコード 5238−20−06
 〃 緯度・経度 北緯34度50分26.5秒
           東経138度04分28.9秒
静岡県指定天然記念物(1958年10月30日指定)
撮影年月日 2020年10月3日

注1)静岡県教育委員会と掛川市教育委員会が連名で設置(設置年月不詳)。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)上記案内板による





 新東名高速道路(E1A)を西(名古屋方面)に向かうと、島田金谷インターチェンジを過ぎて間もなく粟ヶ岳トンネルに入る。そのトンネル上(少し南にずれるが)に聳えるのが標高532mの粟ヶ岳(あわがたけ。注3)である。
 粟ヶ岳の南東斜面には茶畑が広がり、茶畑の最高部から山頂にかけての急斜面に、縦横各130mの大きな「茶」文字が描かれている。(「茶」文字はグーグルアースの画像でもはっきり見える。なお、文字を描き出す緑はチャノキではなくヒノキのようだ)
 「茶」文字から東へ、水平距離で約500mのところ。茶畑の一角に左図の大クワが潜んでいる。
 粟ヶ岳山頂に向かう道路の途中、井口地蔵尊のところにクワへの案内表示が出ているのだが、クワを自力だけで見つけるのは困難と思う(私も地元の方に教えを請うた)。なにしろ、クワの近くに設置された説明板の前に立っても、まだよく分からなかったくらいだから。
 クワは、説明板の背後に見える薮の中。
 かなりの老木で、あちこちに傷みも出ている。失われた部分も多いが、まだしっかり生きている。
 環境省巨樹データベースには未登録だが、もしかしたら静岡県内では一番の大クワかも知れない。

注3)地元では「あわんたけ」と通称されることもあるようだ
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