ページタイトル(水無神社のカツラの木) サイトのシンボル

画像:水無神社のカツラの木(幹と並ぶ) 名称 水無神社のカツラの木
    (みなしじんじゃのかつらのき)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 カツラ
樹高 25m(注2)
目通り幹囲 7.2m(注2)
推定樹齢 100〜199年(注2)
所在地の地名 岐阜県高山市一之宮町石原(注3)
 
〃 3次メッシュコード 5437−02−90
 
〃 緯度・経度 北緯36度05分08秒
           東経137度15分09秒
高山市指定天然記念物(1995年6月6日指定)
撮影年月日 2005年7月17日

注1)宮村教育委員会が設置(設置年月不詳)。天然記念物指定名称は「チバカの桂」
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による
注3)2005年2月1日、旧高山市と周辺の9町村が合併して、日本一市域の広い新高山市となった。旧行政区は大野郡宮村





 水無神社は飛騨国一宮で、前を流れる川が宮川、村の名が宮村であることからも、大きな影響力のあった神社であることがわかる。
 明治5年(1872)に神職の世襲制が廃されてのち、同7年(1874)から10年(1877)まで、文豪島崎藤村の実父正樹が宮司として在職したことでも知られる。境内には、没後100年の追慕として、自筆の歌碑が建てられている。
 「きのふけふしぐれの雨ともみじ葉とあらそひふれる山もとの里」
 さて、標記のカツラである。
 駐車場の奥にひっそりと立っている。株立ちではあるが、なかなかの胴回りである。
 訪れたのは夏の暑い日だったが、時雨れる頃ともなると、色づいた葉が、雨と競うようにヒラヒラと降るのだろうか。
 
ボタン:岐阜県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る