ページタイトル:南町の大ケヤキ サイトのシンボル

画像:南町の大ケヤキ

画像:南町の大ケヤキ(小公園)
名称 南町の大ケヤキ (みなみまちのおおけやき)
名称の典拠 「緑の文化財」(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 23m(注2)
目通り幹囲 5.9m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 福島県安達郡大玉村玉井字馬場(南町)
 
〃 3次メッシュコード 5640−22−39
 
〃 緯度・経度 北緯37度31分44.0秒
           東経140度22分05.2秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2008年8月25日

注1)1983年3月、福島県総合緑化センターが刊行(福島県監修)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による





 国指定天然記念物馬場桜の南東500mほどのところに「織井の清水」が湧いている。
 馬場桜には源義家の鞭が根付いたとする話が伝わっているが、この清水についても義家伝説がある。
 「源義家が奥州平定の際、義家の側女が産気づいたが、付近に水がないのを心配し矢の根で試掘したところ、清水がこんこんと湧き出た。その後、いかなる晴天続きでも水は涸れることがなかった」(案内板より)というものである。
 側女の名を織井御前といい、近くの相応寺境内には織井御前を祀る小社もあるそうだ。
 その清水を守るように立つのが「南町の大ケヤキ」である。幹をかなり傾けて立っている。重心は根元を外れ、水面上にあるように見える。
 周辺は小公園として整備され、ベンチも設置されている。但し、付近に駐車場がなく、道も狭いので、自動車でお訪ねの際はご注意を。
 
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