ページタイトル:南原の大栗 当サイトのシンボル

画像:南原の大栗(幹と並ぶ)

画像:南原の大栗(全景)
名称 南原の大栗 (みなみはらのおおぐり)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 クリ
樹高 20m(注2)
目通り幹囲 5.5m(注2)
推定樹齢 250〜300年(注2)
所在地の地名 山形県米沢市李山(すももやま)
 〃 3次メッシュコード 5640−60−38
 〃 緯度・経度 北緯37度51分58.0秒
           東経140度06分09.7秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2013年5月26日

注1)米沢生物愛好会長名で掲示された仮設の(?)案内板(設置年月不詳)
注2)上記案内板による





 県道2号線(米沢猪苗代線)を走っていて、偶然、目にした大クリ。
 帰宅後、旧環境庁刊行の「日本の巨樹・巨木林」の諸データと照合してみて、同書で幹周455cmとされているクリだと思われる。(実際の幹囲はこちらの方が近いかも知れない)
 いわゆる丹波栗の早生種だということである。人の手で植えられたクリであることは間違いない。
 なんといっても、この美しい樹形が魅力的だ。幹の太さだけで言えば、これより大きいクリは何本もあるが、大枝をこれだけ多く残し、半球形の健全な樹冠を戴くクリは、他に類を見ない。「素晴らしい」の一語に尽きる。(自然に生えたものではないが、)天然記念物であっても不思議ではないと思う。
 クリが立つ場所は、南原中学校の南方500mほど。県道の西に上記の案内板が立ち、その奥に左下図の姿が見える。(脇見運転注意)
 
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