ページタイトル:南浜神社のイチョウ 当サイトのシンボルマーク

画像:南浜神社のイチョウ(幹と並ぶ) 名称 南浜神社のイチョウ
    (みなみはまじんじゃのいちょう)
名称の典拠 なし
樹種 イチョウ
樹高 10m(注1)
目通り幹囲 5.5m(注1)
推定樹齢 伝400〜500年(注1)
所在地の地名 滋賀県長浜市南浜町(注2)
 〃 3次メッシュコード 5336−01−78
 〃 緯度・経度 北緯35度23分42.6秒
           東経136度13分20.1秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2022年10月13日

注1)「長浜市住みよいみどりの町づくりの会」が設置した保存樹指定樹木標識による(設置年月不詳)
注2)2006年2月13日、長浜市に合併。合併前の所在地名(住所表示)は東浅井郡びわ町中浜





 姉川(あねがわ)右岸、河口から1kmほど上流の集落内に南浜(濱)神社が鎮座する。
 滋賀県神社庁が運営する神社紹介ウェブページの説明を要約すると、祭神は建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)。創立年代不詳。古くは牛頭天王社(ごずてんのうしゃ)と称して天王前という場所にあったが、たびたび姉川の洪水被害に遭って、中浜の地に遷座。明治2年(1869)、西浜神社と改称。明治9年(1976)には村社に列せられ、現社号に改めた。当社は延喜式内社の「比伎多理神社」だとする口承あり、とのこと。
 環境省巨樹データベースには1本しか登録されていないが、実際は境内に4本のイチョウ巨木が立つ。
 そのなかで最も大きい(太い)のが左図の個体。拝殿の手前、向かって右側。頂部を失っているため、体積感は乏しいが、近くで対面すると、単幹で立つ姿になかなかの逞しさを覚える。
 なお、南浜町では、川向こうの八幡神社にもイチョウ巨木があり、そちらからは巨樹データベースに2本登録されている。
 イチョウ巨木の少ない滋賀県にあって、貴重な地区と言えるかも知れない。
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